「大学が要求するのは優秀な人材!」
名門宇宙大学の最終テストのために、宇宙船白号に乗り込んだ受験生たち。
「一人多いぞ。11人いる!」
ところが、10人のはずの受験生が、どういうわけか11人いる!
疑心暗鬼になる、さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生たち。
突然、メッセージが流れる
「これは漂白中と仮定した船においての協調性のテストだ。一名でも落伍者が出た場合は10名全員が不合格。53日目に迎えにくる・・・が、もし、スクランブル発生の場合は非常ボタンを押すこと。他には一切のコンタクトは不可能。健闘をいのる・・・」
課題はその閉ざされた空間の中で、53日間を無事に過ごすこと。
しかし、船内では次から次へとトラブルが・・・
はたして、彼らは無事に生還できるのか?
ミステリーの香り漂う、少女マンガ系SFの古典。
タイトルが衝撃的な「11人いる!」の初単行本刊行年は1976年ですが、今読んでも古臭さを全く感じさせません。
設定と、キャラクターの面白さが光ります。