ファミコンRPG 1989年 後篇

ファリア 封印の剣(ハイスコアメディアワーク)7月21日


…はるか数千年の昔、天空の神によって封じ込まれた魔道士レビュア。

しかし今、不気味な雷鳴とともにレビュアは復活した。

そして彼の手下は国王の姫を幽閉。

王は町からレビュアを討つ戦士を探し求める。

名乗り出たのは1人の女戦士だった…

ファミコン雑誌「ハイスコア」によって発売。

あさりよしとお氏がイラスト担当の、アクションRPG。


MOTHER(マザー)(任天堂)7月25日


糸井重里が贈る、現代劇スタイルのRPG。

少年の住むアメリカの田舎町、マザーズデイ。

ここが平和だったのは、昨日までのこと。

墓場から甦ったゾンビや、狂った動物達が、この町の住民を襲いはじめた。

まるで、何者かに操られているかのように。

このままでは、町が危ない。

地球はどうなってしまう…

大切な人たちは…

少年は決心し、一緒に戦ってくれる友達を見つけるために、家を出る。

合言葉は、勇気と友情、そして愛…

「エンディングまで泣くんじゃない」は、当時のキャッチコピーである。


ウルティマ 聖者への道(ポニーキャニオン)9月20日


エクソダスの封印により、ブリタニア王国から邪悪な勢力は去り、平和は永遠に続くかと思われた。

しかし、人の心の弱さと邪心があるかぎり、いつかこの平和も破られることを、賢明な人々は感じていた。

ブリタニアの国王、ロード・ブリティッシュは、この破局を避けるため、究極の試練に耐え、8つの徳を極めた聖者=アバタールの出現を待つのであった。

このゲームのストーリーは主人公を聖者に育て上げるというもの。

聖者のように振る舞うことが、徳を上げるための近道となる。

他人の宝箱を勝手に開いたり、物を買う時にお金をごまかしたりすると徳が下がる。

また、中立の属性を持つ動物を殺すと優しさの徳を失うが、戦いから逃げ出すと勇敢さの徳を失う。

こういった矛盾とうまく折り合いをつけなければ、8つの徳を極めて聖者になることは出来ない…


マハラジャ(サンソフト)9月29日


オカルティックなインド神話ロマンの世界。

ガンジス川のほとりで、神像を拾ってしまったがために、 少年は邪神ラーヴァナと闘うはめになる。

インドを舞台にしたコマンド選択式アドベンチャーだが、戦闘はPPG。


北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝(東映動画)10月19日


甦れ。強き男たち。

かって強き男たちは、愛のために生きそして闘った。

シンが、レイが、ラオウが、カイオウが…

シリーズ3作目にして初のRPGとなった本作だが、 ダンジョンが異様に長く同じ様な通路を延々と歩いて行ったり、 街中の人々のグラフィックが主人公のケンシロウとほぼ同じだったりと、作りが粗い。


ドラゴンボール3 悟空伝(バンダイ)10月27日


世界制覇を狙うピッコロ大魔王は、強い武闘家たちが集まる「天下一武道会」を邪魔に思い、消滅させてしまう。

悟空は「天下一武道会」復活のため、ドラゴンボールを捜す旅に出発する。

手持ちのカードから1枚を選び、そこに書かれた数字分だけ先に進むといった、ボードゲームに近い内容だが、戦闘では躍動感のあるカードバトルとなる。

最序盤での悟空は非常に弱く、運良くサイコロの目に恵まれないと戦闘で勝てない。


ダンジョン&マジック SWORDS OF ELEMENT(ソード オブ エレメント)(ナツメ)11月10日


ある夜…

木々は揺らめき、動物達は息を潜めた…

魔王ダーセスの復活である。

その夜以来、おぞましき者この地に降り立つ…

グラーデスに伝わりし言葉あり。

5つは1つに…

1つは5つに…

5つを総べる者、一切の悪を消し去る者なり…

我に刃向う者に死を…

街も城も3Dダンジョンとなっている、PCゲームの移植版RPG。


スクウェアのトムソーヤ(スクウェア)11月30日


1855年、アメリカ。

トム・ソーヤがある晩見た夢は、見た事もない町に隠された海賊の宝の山。

幻の宝を求めて、トムと仲間達の冒険が始まった。

幾多の難関をくぐり抜け、トム達は本当に宝を見つける事が出来るのだろうか?

レベルによる概念を廃止し、戦闘でステータスが上がっていく。

ゲームをリセットしてくる敵には要注意。


TAO(タオ) 道(バップ)12月1日


世紀末を舞台にしたRPG、メッセージは宗教色が強い。

主人公となって魔界の帝王「ヒスター」の野望を阻止し、世界を救う旅に出る。

戦闘はボタンの連打で行われ、 マップは恐竜に乗って移動する。


光と闇の戦い 新里見八犬伝(東映動画)12月8日


封じたはずの闇が、甦った。

この世を闇から救うため、光一族であり里見家唯一の生き残りである「静姫」は光の八犬士達とともに今、立ち上がる。

鎌田敏夫原作の「里見八犬伝」をベースにしている。

8人のキャラクターがそれぞれマルチスタートするRPG、最後は8人+静姫で玉梓と闘うために館山城に乗り込む。

マルチスタートなので、強弱混交の敵キャラが主人公達を襲ってくる。


スウィートホーム(カプコン)12月15日


呪われた屋敷・間宮邸。

今はもう誰も住まないこの屋敷を訪れた5人のTV局のスタッフに襲い掛かる数々の恐怖。

ドアが閉じ、天井が崩れ、現れる間宮家の霊。

出口を求めて、5人の戦いが始まった。

果たして彼らは、出口を見つけることが出来るのだろうか。

何人がこの屋敷から生きて出られるのだろうか…

特技の違う5人を操って、閉じ込められた館からの脱出を目指す。

戦闘で傷ついても体力を回復する方法は、途中で拾った薬瓶のみ。

死んでしまったキャラを生き返らせる方法もないため、一人死ぬごとに難易度が上がっていく。

最終的に何人生き残っているかによって、エンディングが変わってくる。


神仙伝(アイレム)12月15日


古代中国の神話世界を舞台に展開される冒険。

伝説の術具「べにびょうたん」とは?

そしてこの修行の旅の行きつく先は…

術や技を駆使して敵を倒していく。

HPが少なくなると防御力がアップしたり、吸い込んだ敵を戦闘中に呼び出して闘わせられる。


ヘラクレスの栄光Ⅱ タイタンの滅亡(データイースト)12月23日


ギリシア神話の世界を舞台に今、新たな英雄伝説が生まれる。

あれから何百年が過ぎたことだろう…

偉大なる英雄・ヘラクレス。

かって彼が激しい闘いの末に築き上げた平和な世界。

しかし、その平和な世界にも、いつしか黒い影が忍び寄ろうとしていた。

世界の支配を企む黒い影。

闇の魔王とその手下の魔物たちが、地上に現れ始めたというのだ…

ストーリーは主人公とケンタウロス、青銅の女神、ヘラクレスが力を合わせて闇の魔王を倒すというもの。

もっともヘラクレスを加えた4人パーティになるのは、天界に行ってからの話で、それまでは3人で各地を旅して回る。

主人公であるプレイヤーは、ナナから旅を始め、ミノアの村にいる意気地なしのケンタウロスを救うため、東の洞窟に行って最初のボスキャラ・ケルベロスを倒す。

その夜ミノアの村に戻り、ケンタウロスを仲間に加える。

次に巨人の館でボスキャラのミノタウロスを倒し、かなきりのこを使って女神像を救出する。

これでパーティが揃うことになる。

その後3人は、レウシスの人々に乞われ、犬ぞりで氷の塔を探検したり、ペガサスを手に入れ、天界に行ったりと色々なイベントをこなして、最後の敵であるタイタン族の魔王クロノスの城にたどり着く。

ヘラクレスの強さと、補助魔法のカオスマ(眠りの魔法)が印象に残るRPGである。


ボスキャラ一覧


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