キング オブ キングス(ナムコ)1988年

「女神転生」でお馴染みのアトラスが製作した、ファンタジー・ウォー・シミュレーションゲームです。

プレイヤーはキングの一人となり、ナイトやドラゴンなどのユニットを率いて王の中の王を目指します。

キョンペンモードによる魔族の総帥「ルシファー」との対決と、フリー対戦のマルチプレイモードがあります。

ゲームシステムは、町を占領して資金を得、その資金でユニットを生産します。

そのユニットは、ファイターやエルフ、ゴブリンなどファンタジーで、なじみの深いものばかりです。

戦闘もビジュアル化しており、戦闘結果が一目瞭然と分かりやすくなっています。

ルールがとてもシンプルでありながら、かといって、本作が単純な作品かと言えばそうではなく、ユニット間に三すくみの相性を取りいれ、絶対的なユニットは無く、ユニットによって得手不得手の地形があるなど、奥行もあり、ウォーシミュレーションゲームに必要な要素はしっかりと組み込まれていており、ゲームの完成度も高いです。

このゲームのユニットは戦闘に参加することで経験値を得て、レベルアップする事が出来ます。

特に、ナイト、モンク、ソーサラーの人型ユニットは三段階にクラスチェンジ可能です。

アニメ・ドラゴンボール孫悟空の、スーパーサイヤ人から、サイヤ人ブルーに変身みたいなものです。

これらのクラスチェンジユニットは戦況を一辺させるほどの強さを持ち、一騎当千の活躍が見込めます。

高い戦略性と、絶妙なゲームバランスを兼ね備えた古典的名作として、今あえてプレイする価値はあるでしょう。

 

<ユニットの紹介>

「キング」

この物語の主人公であり、様々なユニットを雇い、王の中の王を目指す。

 

「ファイター」

戦闘力は低いが、町を占領する事が出来るため、ある程度量産する必要がある。

 

「ナイト」

移動力が高く、戦闘力もそこそこあるが、大切に育てると「シルバーナイト」にクラスチェンジ可能。

更に、馬からドラゴンに乗り換えた「ドラゴンナイト」にまで成長すれば、もはや、立ち向かえる敵はいない。

 

「モンク」

僧侶系の魔法を使う。

成長すると「プリースト」や「ビショップ」にクラスチェンジする事が出来、移動力や魔法力もアップする。

 

「ソーサラー」

こちらは攻撃系の魔法を使い、やはり「メイジ」、「ウイザード」へとクラスチェンジが可能。

 

「ゴブリン」

山地での移動を得意とし、エルフ狩りにはうってつけのユニットである。

 

「ハーピー」

飛行ユニットなので、移動力の高さが魅力的。

上空からゴブリン奇襲を好むが、エルフの弓には要注意。

 

「エルフ」

対ハーピー戦を得意としており、天敵である。

森での移動力が高いが、ゴブリンの突進力は苦手である。

 

「ジャイアント」

戦闘では安定した戦いを見せるが、移動は遅い。

 

「グリフォン」

空飛ぶ魔獣、移動力もある。

ナイトの天敵。

 

「リザードマン」

川の移動を得意とするが、山地は苦手。

 

「ワイバーン」

大型の翼竜、移動力もピカイチ。

 

「サーペント」

こちらは海の魔獣、海や川では無敵。

 

「ドラゴン」

最強のユニットであり、対抗できるのは成長させた「ドラゴンナイト」くらいでしょう。

 

個人的にお勧めは、飛行ユニットの『ワイバーン』と『グリフォン』です。

彼らは何と言っても、機動力が高く、その上回避率も高いのでダメージを喰らいません。

成長すれば、ドラゴンに匹敵する戦闘力も身に着けます。

 

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この記事を書いた人

三国志、ファミコン、昭和大好きのレトロゲーマーです。

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