漢王朝復興の為、挙兵した劉備元徳。
「生まれし月日は異なれど、願わくば同年同月同日に死なん」
劉備は、関羽、張飛と、桃園で義兄弟の契りを交わす。
そして、同じく黄巾賊の討伐に乗り出した曹操らと協力して、黄巾賊は滅ぼしたものの、乱世が終わったわけではなかった。
西涼太守・董卓が帝の後ろ楯を取って洛陽に入り、己の欲望のままに権力を振り回し、悪政の限りをつくす。
これを知った劉備らは、またも正義の為に挙兵し、董卓を打ち滅ぼした。
しかし、乱世はまだ、始まったばかりであった・・・
淮南(わいなん)の袁術は漢王朝を差し置いて、自ら帝を名乗ったのである。
[第一章 袁術討伐]
徐州にて、袁術の討伐を命令されるところから始まります。
宮殿内の曹操と話すと、朱霊と露昭を仲間にする事が出来る。
更に、関羽と張飛も仲間に加わります。
劉備軍
劉備(武130・知200・素早85)
関羽(245・180・160)得意-平地
張飛(255・60・120)山地
朱霊・露昭
初期メンバーはこの5人です。
前作・「天地を喰らう」からの変更点は、武将ごとに装備出来る武器が異なり、得意とする地形も出来ました。
更に、兵糧の概念が無くなり、陣形や、武将能力値に素早さの項目が増えました。
いざ、袁術討伐に向かわん!
道中、待ち伏せしている紀霊、袁胤と倒して行き、北の洞窟に侵入する劉備軍。
洞窟内で袁術と対決です。
[第二章 官渡の戦い]
袁術を倒し、徐州に戻ると朱霊と露昭が去っていきます。
街中で、曹操家臣の車冑との戦闘になり、撃破後に陣登が仲間に加わります。
知力160の策士タイプです。
しかし、街から外に出ると、あの男が・・・
曹操が許褚、典韋、張遼、荀彧を引き連れ、5万の大軍で待ち伏せしていました。
絶対に勝てない、イベントバトルです。
命からがら退却しますが、関羽、張飛とはぐれてしまいます。
ここは河北の雄、袁紹を頼るしかありません。
ジョウゲンの手紙を冀州の袁紹に渡すと、配下の顔良を貸してくれます。
袁紹軍二枚看板の一人で、武力230、得意武器は槍の猛将です。
劉備、陣登、顔良の3人は、曹操軍が駐留する白馬へと向かいます。
魏続・宋憲率いる第一陣、楽進・于禁率いる第二陣と順調に撃破していく劉備軍。
「顔良の駆け抜ける所 草も木もみな朱に伏し さすがの曹操軍の兵士も恐怖にかられ 総崩れの状態となった」
顔良の大活躍で、前線突破に成功しますが、最後に待ち構えていた謎の武将によって、顔良が討たれます。
ここは、撤退して冀州に戻る劉備軍。
顔良が討たれたと聞き驚く袁紹は、敵討ちとばかりに、今度は文醜を貸してくれます。
文醜は武力235の、顔良に勝るとも劣らない猛将です。
再び白馬に向かい、謎の武将と対決しますが、文醜までも討ち取られてしまいます。
[第三章 関羽千里行]
ここからは、関羽が劉備の奥方を連れて、冀州まで戻る旅路となります。
曹操に、奥方を人質に捕られていたため、やむなく関羽は曹操に力を貸していたのですが、もう義理は果たしたと、劉備のもとに戻ります。
奥方が持っている『赤兎馬』を装備して、移動速度を上げておきます。
立ち塞がる孔秀軍、韓福軍と撃破しますが、弁喜という武将には要注意です。
酒を勧められますが、飲んだ分だけ兵士を減らされ、寝首を掻きにきます。
更に王植は、関羽のいる館の焼き討ちを計画しています。
『胡班への手紙』を使うと、館から抜け出す事が出来ますが、戦闘に突入すると毎ターン火計が飛んできます。
「このまま関羽を行かす訳にはいかぬ」
様々な障害を乗り越え、あと一歩の所まで来た関羽ですが、今度は夏候惇が関羽の後を追ってきます。
夏候惇:盲夏候とも呼ばれた、曹操が最も信頼を置く隻眼の勇将。
「これ以上戦うと、曹丞相に逆らうことになるぞ」
しかし、張遼が仲裁に入り、夏候惇は渋々追撃を諦めます。
張遼:「合肥の戦い」では800の兵で、10万の孫権軍を撃破した「泣く子も黙る」鬼神。
村に到着すると、北と東の山にそれぞれ山賊が住み着いて困っている、との話が聞けます。
北の山に行ってみると、そこに立て籠もっていた山賊は周倉。
「顔良、文醜を討ち取った関羽殿のもとで、是非働きたい」と、仲間に加わります。
今度は、東の青洲に向かう関羽。
「兄貴、許してくれ。俺が疑いすぎたようだ・・・」
山賊・蔡陽の首を手土産に持って行くと、関羽への疑いを解いた張飛が仲間に加わる。
更に、もう一人、エース趙雲も仲間になります。
趙雲(240・200・180・平地):蜀の五虎大将軍の一人で、劉備から「子龍は一身すべて胆なり」と賞賛された勇猛果敢な忠節の将。
関羽は、関平を劉備への使いに派遣すると、ここからは劉備へと操作が変わります。
関平を仲間に(装備を忘れずに)して、陣登と三人で冀州から場外に出ようとすると、郭図の奇襲を喰らいます。
撃退すると、いよいよ関羽、張飛との感動の再会です。
時は流れ大陸の勢力地図は大きく変わった・・・
次章から曹操、孫権、そして劉備の三国時代へと舞台が変わります。
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