<ストーリー>
過去のアレフガルドは、絶望が支配する国であった。
しかし、伝説の勇者ロトが、神より授かった光の玉を使い闇の魔王を倒し、邪悪な魔物を大地に封印したという。
だが、ラルス16世の治世に悪魔の化身竜王が、代々王家の手にあった光の玉を使い、封印は解かれてしまった。
状況は絶望的であった。
そのとき、預言者が言った。
「やがてこの地に、ロトの血を引く者が現れる、その者こそが竜王を滅ぼすであろう」と・・・
<冒険に立ち塞がるモンスター>
「スライム」
一番最初に出会う奴。
ドラクエシリーズのアイドル的モンスター。
「骸骨」
いわゆるスケルトンである。
ラリホーでたやすく眠らせる事が出来る。
「死霊」
かなりの強者。
攻撃力、防御力ともに高く、さらにホイミまで使う。
呪文を封じてから勝負。
「ゴールドマン」
まさに歩く金塊。
こいつを倒すと、相当の収入が手に入るが、ラリホーは効果が無い。
「ゴーレム」
メルキドの町の番人。
このモンスターにはラリホーの効果があるアイテムを使ってから戦うべし。
「悪魔の騎士」
硬い、強い、ラリホーを使ってくると、三拍子揃った強敵。
ベギラマの呪文が良く効くので、それで反撃だ。
「ストーンマン」
こんな奴といちいち戦っていては、命がいくつ有っても足りない。
まさに、「逃げるが勝ち」である。
「ドラゴンクエスト、ロト三部作」の第一作にあたるのが本作品です。
シナリオには、「ポートピア連続殺人」でアドベンチャーゲーム制作に実績のある堀井雄二氏が担当し、デザインは「Drスランプ」の鳥山明氏。
音楽にはすぎやまこういち氏と、まさしく豪華な顔ぶれで製作されています。
まだ、ファミコンでロールプレイングげームが定着していなかった当時、「ウィザードリィ」のターン制のコマンド戦闘と、「ウルティマ」の平面型フィールドマップを組み合わせ、いわゆるJRPGの基礎を作り出し、世に広めた偉大なソフトであるといえます。
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